中学⽣活にもすっかり慣れて、「勉強も部活も同じぐらい頑張ればいいや」と、
簡単に思っている中学2年⽣は多いでしょう。でも、部活のほかにも習い事、ネッ
トの動画やSNS、友だちとのおしゃべりなど楽しい時間がたくさんあると、勉
強は後回しにされがち。勉強と部活を両⽴させるためには、まずは「勉強中⼼」
と肝に銘じておくこと。それぐらい強い意志を持って努⼒して、やっと勉強と
部活が「同じぐらい」になるものです。
中2は、⾃分で時間を管理し、⾃発的に勉強する習慣を⾝につけるときです。
苦⼿な⼈は、定期テストに向けてどの科⽬をどのくらい勉強するか計画してみ
ましょう。計画を⽴て勉強することでテストで良い結果を出せたら、きっと⾃
分に⾃信がつくはずです。
中2の学習は基礎固め
中3になると⼊試に向けた学習が中⼼となり、実際に⼊試問題で出されるよう
な応⽤問題・融合問題の解き⽅を学びます。今まで学んだ基礎ができているこ
とを前提に授業が進められますから、中2のうちに各教科の基礎は固めておきた
いものです。
中2のうちに身につけたい5教科<基礎>ポイント
読解⼒はすべての教科で重要。⻑い⽂章でも意味を理解しながら読む⼒を
⾝につけよう。漢字⼒も必須。
数学の基礎となる計算⼒をカンペキに。
四則演算や正負の数をしっかり理解し、計算練習を繰り返して計算ミスを
なくそう。
英⽂読解の基礎となる知識を蓄えることが⼤切。
単語・熟語・英⽂法を覚えて使いこなそう。
単元ごとに重要語句を暗記しよう。
実験では、何がどうなってそれが起こるのか、現象の理由を理解しよう。
重要語句や年号を暗記しよう。
できごとが起こった背景も含めて理解しておくと◎。
重要!! この時期、この単元までおさえよう!
数学と英語は、学習の積み重ねが特に⼤切な教科です。今の学習内容が次の
勉強に深く関わるため、わからないことを放置しておくと苦⼿意識はどんどん
強くなります。
春休み、夏休みなど、学校での勉強が⼀区切りするタイミングで、それまで
に学習した内容を復習し、しっかり⾝につけましょう。
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